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■28442 / inTopicNo.1)  場合の数と順列
  
□投稿者/ むんむん 一般人(6回)-(2007/10/06(Sat) 14:26:21)
    5以上の自然数nに対して、1からnまでのn個の自然数を1列に並べて、順列 a_1、a_2、a_3・・・・、a_nを作る。a_i(2≦i≦n-1)が
    a_(i-1)<a_i>a_(i+1)またはa_(i-1)>a_i<a_(i+1)
    を満たす時、a_iは「折り返しにある」というものとする。ただし、a_1とa_nは折り返しにないものとする。
    (1)折り返しにある数がnのみの1個であるような順列a_1、a_2、a_3・・・・、a_nは何通りあるか。
    (2)折り返しにある数がnと他に1個の合計2個であるような順列a_1、a_2、a_3・・・・、a_nは何通りあるか。

    お願いします m(__)m
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■28465 / inTopicNo.2)  Re[1]: 場合の数と順列
□投稿者/ X 付き人(67回)-(2007/10/07(Sun) 11:50:24)
    まず1,...,nなるn個の数字からk個(k=1,…,n)を取り出して作る組み合わせ1つに対して単調増加、単調減少となるものがそれぞれ1つ対応しているに注意します。

    (1)
    求める総数は1,...,n-1なるn-1個の数字からk個(k=1,2,..,n-2)を取り出してできる組み合わせの総数に等しくなりますので、その数Nは
    N=2納k=1〜n-2](n-1)Ck=2^(n-1)-2

    (2)
    横軸に問題の順列の順番を、縦軸に順列を作る数字の値をとると、順列に対応する点を順番の増加順に結んでできる折れ線には数字の値がnである点(Pとします)を頂点とする山と、それ以外のある点(この点をQとします)を底とする谷が1つづつできます。
    今、山が谷よりも左側にあるものとして、
    山の左側の勾配がp個(p=1,2,..,n-3)の点、
    山の右側の勾配がq個(q=0,1,…,n-(p+1)-2)の点
    (いずれもP,Qは含まないものとします)
    で構成されているものとすると
    このような順列の数は
    {(n-1)Cp}{(n-1-p-1)Cq}[個]
    順列の並びの順序を左右逆転させることを考えると、求める順列の総数Mは
    M=2納p=1〜n-3]納q=0〜n-p-3]{(n-1)Cp}{(n-p-2)}Cq
    =2納p=1〜n-3]{(n-1)Cp}{2^(n-p-2)-1}
    =納p=1〜n-3]{(n-1)Cp}{2^{(n-1)-p}-2}
    =3^(n-1)-2^(n-1)-{(n-1)C(n-2)}2^{(n-1)-(n-2)}-1
    -2{2^(n-1)-1-(n-1)C(n-2)-1}
    =3^(n-1)-2^(n-1)-2(n-1)-1-{2^n-4-2(n-1)}
    =3^(n-1)-3・2^(n-1)+3[個]

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■28468 / inTopicNo.3)  Re[1]: 場合の数と順列
□投稿者/ はまだ 一般人(24回)-(2007/10/07(Sun) 12:26:08)
    (1)
    1から(n-1) を2つのグループA,Bに分けます。但しどちらのグループも要素が0個にならないようにします。
    グループAを小さい順に並べる。nを置く。グループBを大きい順に並べる。
    とすると、題意の順列ができあがります。
     1〜(n-1)はA,Bの2通りの選択権があるので、2^(n-1)通り
    ここから、Aが0個、Bが0個の場合を除いた。
    2^(n-1)-2 通りです。
    (2)
    他の1個の折り返し数をkとします。題意の順列が可能なのはk=1〜n-2です。
    nとk以外の数字を3つのグループA,B,Cに分けます。
    Aは(k+1)以上、0個はダメ
    Bは(k+1)以上、0個でも可
    Cは何でもあり、0個はダメ
     Aの大きい順、k、Bの小さい順、n、Cの大きい順  または
     Cの小さい順、n、Bの大きい順、k、Aの小さい順
    で題意の順列が出来上がります。
    (k-1)以下はCにしか入れないので選択権は1通り
    (k+1)〜(n-1)はAかBかCに入れるので選択権は3通り
     1^(k-1)×3^(n-k-1) 通り
    ここから、ダメなケースを引きます
     k≧2 のとき
    Aが0個になる 2^(n-k-1) 通り
    Cが0個になる心配はない。
       よって、2^(n-k-1) 通り
     k=1のとき
    Aが0個になる 2^(n-2) 通り
    Cが0個になる 2^(n-2) 通り
    ただし、A,C両方0になる場合(1通り)をダブルカウント
       よって、2*2^(n-2)-1 通り
    以上をまとめて
    3^(n-2)-{2*2^(n-2)-1}+納k=2,n-2]{3^(n-k-1)-2^(n-k-1)} 通りです。
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■28469 / inTopicNo.4)  Re[2]: 場合の数と順列
□投稿者/ はまだ 一般人(25回)-(2007/10/07(Sun) 12:27:24)
    すみません かぶりました。
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