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■28430 / inTopicNo.1)  不等式の証明
  
□投稿者/ やまとも 軍団(135回)-(2007/10/06(Sat) 02:40:27)
    a,bを正の数とする。不等式alog(1+a)+e^b>1+ab+bを証明せよ。


    解答ではaを固定して示してました。これは理解できたのですが。。。

    自分はa+1=tとしてtについての関数と見て微分したのですが、うまくいけません。
    この方法ではダメなのでしょうか。教えてください。
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■28431 / inTopicNo.2)  Re[1]: 不等式の証明
□投稿者/ らすかる 大御所(890回)-(2007/10/06(Sat) 04:37:23)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    ダメっぽいです。
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■28433 / inTopicNo.3)  Re[2]: 不等式の証明
□投稿者/ X 付き人(61回)-(2007/10/06(Sat) 09:33:01)
    2007/10/06(Sat) 09:34:39 編集(投稿者)

    やってできないことはありませんが、かなりややこしくなります。

    alog(1+a)+e^b>1+ab+b (A)
    とします。
    a+1=t
    と置くと
    (A)⇔(t-1)logt+e^b>bt
    ∴f(t)=(t-1)logt+e^b-bt
    と置き、
    b>0,t>1においてf(t)>0
    を示します。
    f'(t)=logt+(t-1)/t-b
    f"(t)=1/t+1/t^2>0
    ∴f'(t)は単調増加であり
    f'(t)>-b

    lim[t→∞]f'(t)=∞
    ∴中間値の定理より
    f'(T)=0,T>1
    なるTが只1つ存在します。
    このとき
    logT=b-(T-1)/T (B)
    b=logT+(T-1)/T (C)
    ∴f(T)=(T-1)logT+e^b-bT
    =(T-1){b-(T-1)/T}+e^b-bT ((B)を代入)
    =-{(T-1)^2}/T}+e^b-b
    =-(T-1)^2/T+Te^{(T-1)/T}-logT-(T-1)/T ((C)を代入)
    =-T+Te^{(T-1)/T}-logT+1

    (d/dT)f(T)=-1+e^{(T-1)/T}+(1/T)e^{(T-1)/T}-1/T
    =(1+1/T){e^{(T-1)/T}-1}>0
    従ってf(T)はT>1において単調増加であり
    f(T)>-1+e^{(1-1)/1}-log1+1=1
    以上からt>1におけるf(t)の増減表を描くことにより
    f(t)>f(T)>1>0
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■28453 / inTopicNo.4)  Re[3]: 不等式の証明
□投稿者/ やまとも 軍団(136回)-(2007/10/07(Sun) 00:07:23)
    中間値の定理までやらなきゃ示せないんですね。
    もっと簡単に示せると思っていました。
    ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
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