| a,b,c,d,e,fが実数のとき (a^2+b^2+c^2)(d^2+e^2+e^2)≧(ad+be+cf)^2 (等号成立はa:b:c=d:e:fのとき) これをコーシ・シュワルツの不等式(変数が6個の場合) といいます。
図形的には ↑x=(a,b,c),↑y=(d,e,f) としたとき {|↑x|↑y|}^2≧(↑x・↑y)^2 (等号成立は↑x//↑yのとき) であることを意味しています(ベクトルを学習していなければ無視して下さい)。
でこの問題ですが、コーシ・シュワルツの不等式を使うと (1^2+1^2+1^2)(a^2+b^2+c^2)≧(1・a+1・b+1・c)^2 (等号成立はa:b:c=1:1:1、つまりa=b=cのとき) ∴3(a^2+b^2+c^2)≧(a+b+c)^2 ∴a^2+b^2+c^2≧(1/3)(a+b+c)^2=1/3 (等号成立はa=b=c=1/3のとき)
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