| 2つの点で直線が決まりますよね? これと同様に、3つの点で平面が決まるわけです。 すると、三角形は3点しかないので、1つの平面しか決まりようがないです。 分かりますか? 例えば、三角形ABCにおいて、それぞれAとBとCの3点を通る平面はただ1つですよね? 故に安定します。 しかし、四角形は?四角形PQRSにおいて、例えばP,Q,Rの3点を通る平面は1つに決まりますよね?その平面上にSがあれば、何の問題も無いのです。 もし、ない時には問題ですね。この場合、SとQとRという組み合わせをしたときに、P,Q,Rの3点を通る平面とは別の平面ができるわけです。 故に1つの図形に2つ以上の平面ができるので、安定しません。
日常でも経験ありませんか?机とかがガタガタいって授業に集中できないということとかが。 これは机の4つの脚の長さが同一平面上に無いから、安定しないという身近な例です。 また、写真家がどうして三脚を使うかというと、四脚だと、平面が決まらなくて、いい写真がとれない恐れがあるので、安定する三脚を使うわけです。
|