| n 個のものから k 個とってくる組み合わせの数を C[n,k] と表すことにします。 恒等式 (1 + x)^n (1 + x)^n = (1 + x)^(2n) において
[左辺] = ( 納i:0→n] C[n,i] x^i ) ( 納j:0→n] C[n,j] x^(n-j) ) = 納i:0→n] 納j:0→n] C[n,i] C[n,j] x^(n+i-j)
なので、n 次の項は j = i を満たす項を拾い集めた 納i:0→n] C[n,i]^2 x^n となります。一方、
[右辺] = 納i:0→2n] C[2n,i] x^i
における n 次の項は C[2n,n] x^n なので 納i:0→n] C[n,i]^2 = C[2n,n] が成立します。
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