| > 関数f(x)が区間Iで上に凸ならば、この区間内の任意のx1,x2,…xn と、 > p1+p2+…+pn=1 p1>0,p2>0,…pn>0 > である任意のp1,p2,…pnに対して次の不等式が成り立つことを、帰納法で示せ。
n=1,2のとき、明らかに成り立つ。 n=kのとき成り立つと仮定、n=k+1のとき f( (p[1]x[1]+p[2]x[2]+…+p[k]x[k]+p[k+1]x[k+1]) =f( (p[1]x[1]+p[2]x[2]+…+p[k])y + p[k+1]x[k+1]) ≧(p[1]x[1]+p[2]x[2]+…+p[k])f(y) + p[k+1]f(x[k+1]) [ p1x[1]+p2x[2]+…+p[k]x[k]=(p1+p2+…p[k])y=Ay, A=p[1]+p[2]+…p[k]とする。] =Af((p1x[1]+p2x[2]+…+p[k]x[k])/A) + p[k+1]f(x[k+1]) ≧p1f(x[1])+p2f(x[2])+…+p[k]f(x[n])+ p[k+1]f(x[k+1])
n=k+1のときも成り立つから全てのnについて成り立つ。
|