| 外接円は関係なさげですね.余弦定理を使いましょう. ∠BAD=∠CAD=θとでもおきます.
△ABDについての余弦定理:BD^2=AD^2+AB^2-2AB*ADcosθ…@ △ACDについての余弦定理:CD^2=AD^2+AC^2-2AC*ADcosθ…A
ここで,@,Aからcosθを消去して,ADについて解いていくのですが,このまま消去しても目的の形にはなりません. 従って,角の二等分線の性質を用います.それは,『AB:AC=BD:CD』で,この値をb:cとしましょう. AB:AC=b:c ⇒ AB=bm,AC=cmとおけます.一方,BD:CD=b:c ⇒ BD=bn,CD=cnとできます. これを用いると @:b^2n^2=AD^2+b^2m^2-2bm*ADcosθ ⇒ b^2(n^2-m^2)=AD^2 -2bm*ADcosθ A:c^2n^2=AD^2+c^2m^2-2cm*ADcosθ ⇒ c^2(n^2-m^2)=AD^2 -2cm*ADcosθ となり,@*c-A*bにより (b^2c-c^2b)(n^2-m^2)=(c-b)AD^2 ⇒ AD^2=bc(m^2-n^2) ⇒ AD^2=(bm)(cm)-(bn)(cn) で,先ほど置いた文字を全て元に戻すと AD^2=AB*AC-BD*CD で両辺に平方根を取ると,目的の形(何か違うけど)が出てきます.
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