| ではヒントを。
t=2^x+2^(-x) (A) を用いて y=4^x-6・2^x-6・2^(-x)+4^(-x) (B) をtで表して考えます。 (1) (B)より y=4^x+4^(-x)-6{2^x-2^(-x)} ∴y={2^x+2^(-x)}^2-2-6{2^x-2^(-x)} これに(A)を代入すると y=t^2-6t-2 (C) 一方、(A)において、相加平均と相乗平均の関係により t≧2√{(2^x){2^(-x)}}=2 (D) (不等号の下の等号は2^x=2^(-x),つまりx=0のとき成立) (D)の条件の下でtの2次関数(C)の最小値を求めます。
(2) (A)からxをtで表してみることを考えます。 (A)で2^x=uと置くと t=u+1/u ∴u^2-tu+1=0 ∴u={t±√(t^2-4)}/2 uを元に戻すと x=log[2][{t±√(t^2-4)}/2] 従って t>2のとき 一つのtの値に対し二つのxの値が対応し t=2のとき x,tは1対1に対応する ことがわかります。
よって y=a をtの方程式と見たときの解の個数をnとすると、求める解xの個数は t>2のとき2n t=2のときn となります。
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