| 頂角に注目して場合の数を数えます。
まず準備。 問題の正12角形から異なる3点を選ぶ方法は 12C3=220[通り] (1) 正12角形のある一つの頂点(Aとします)に関し、条件のような正三角形は1つしかできません。 更にこの正三角形のA以外の頂点に関して考えると、結局3点に関して正三角形は同一のものと言うことが分かります。よって正三角形は全部で 12/3=4[個] できますので確率は 4/220=1/55
(2) 問題の正12角形の外接円を考えると円周角により、ある頂点(Bとします)に対する角度が90°であるような直角三角形の他の二つの頂点を結ぶ辺は、外接円の直径になることが分かります。 ここで正12角形の二つの頂点の選び方で、結ぶ線分が直径となるようなものの数は 12/2=6[通り] ですので上記のような点Bに関する直角三角形は 6-1=5[個] よって全部で直角三角形は 5×12=60[個] できることになりますので、求める確率は 60/220=3/11
(3) 正12角形のある一つの頂点を頂角と見て考えると、正三角形でない二等辺三角形 の頂角でない角の組の数はこの頂角に対し全部で (12-2)/2-1=4[個] ∴正三角形でない二等辺三角形は全部で 12×4=48[個] 一方(1)の計算過程より正三角形は 4[個] よって求める確率は (48+4)/220=13/55
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