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■23187 / inTopicNo.1)  特殊化と一般化
  
□投稿者/ けろ 一般人(1回)-(2007/03/25(Sun) 00:05:18)
    平面上にどの2本も平行でなく、どの3本も1点で交わらないn本の直線がある。
    これらの直線が平面をa(n)個の部分に分けているものとする。
    @a(1)、a(2)、a(3)、a(4)を求めよ。
    Aa(n)を求めよ。
    ------------------------------------------------------------
    という問題において、Aで、a(n)=a(n-1)+n がわかれば解答できると思うので
    すが、a(n)=a(n-1)+nとなる理由をうまく説明できません。良い説明方法を教え
    てください。
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■23190 / inTopicNo.2)  Re[1]: 特殊化と一般化
□投稿者/ けにい 付き人(66回)-(2007/03/25(Sun) 01:24:22)
    2007/03/25(Sun) 01:27:53 編集(投稿者)

    なかなか、むずいですね。

    線分を n - 1 本引いたときの領域の数が a[n-1] です。いま、もう一本直線 l
    を加えると、与えられた二つの条件から、直線 l は n - 1 個の点で他の直線と
    交わります。その結果、直線 l は n 個の直線部分 l[k], k = 1, 2, ..., n に
    分割されます。したがって、a[n-1] 個の領域のうち n 個の領域 D[k], k = 1, 2,
    ..., n が直線 l[k] を含み、それによって領域 D[k] は D'[k], D"[k] に二分
    されるわけです。

    つまり n 本直線を引くと平面は

    D'[k], D"[k], k = 1, 2, ..., n および
    D[k], k = n+1, n+2, ..., a[n-1]

    という領域達に分割されます。以上から漸化式

    a[n]
    = 2n + (a[n-1] - n)
    = a[n-1] + n

    が得られます。
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