| (1) ちょうどn回なげてやめになるということは、n-1回目までに表が3回出て、 n回目が表ということです。n回の出方は全部で2^n通り、n-1回目までに 表が3回出てn回目が表となる場合の数は(n-1)C3通りですから、 P[n]=(n-1)C3/2^n となります。
(2) P[n]とP[n+1]のどちらが大きいか調べるために、P[n+1]/P[n]を計算します。 P[n+1]/P[n]={nC3/2^(n+1)}/{(n-1)C3/2^n} ={nC3/(n-1)C3}{2^n/2^(n+1)} ={n(n-1)(n-2)}/{(n-1)(n-2)(n-3)}・(1/2) =n/{2(n-3)} P[n+1]/P[n]>1 ⇔ n/{2(n-3)}>1 ⇔ n<6 P[n+1]/P[n]=1 ⇔ n/{2(n-3)}>1 ⇔ n=6 P[n+1]/P[n]<1 ⇔ n/{2(n-3)}>1 ⇔ n>6 よって P[4]<P[5]<P[6]=P[7]>P[8]>P[9]>… となりますので、P[n]が最大となるnはn=6,7です。
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