| a1=a,a2=b,a[n+2]=pa[n+1]+qa[n]+r ・・@ a1≠a2≠a3、かつ、a[n+3]=a[n] ・・A Aより、k=1,2,・・として、 a1=a4=a7=・・=a[3k-2]=a a2=a5=a8=・・=a[3k-1]=b
@より、n=1とすると、 a3=pa2+qa1+r=pb+qa+r
よって、 a3=a6=a9=・・=a[3k]=pb+qa+r
n=3k-2のとき、@は a[3k]=pa[3k-1]+qa[3k-2]+r pb+qa+r=pb+qa+r となり、これは常に成り立つ。
n=3k-1のとき、@は a[3k+1]=pa[3k]+qa[3k-1]+r a=p^2*b+pqa+pr+qb+r a,bについて、整理すると、 a(pq-1)+b(p^2+q)+(pr+r)=0 どんなa,bでも成り立つには、 pq-1=0、かつ、p^2+q=0、かつ、r(p+1)=0・・B
n=3kのとき、@は a[3k+2]=pa[3k+1]+qa[3k]+r b=pa+pqb+q^2*a+qr+r a,bについて、整理すると、 a(p+q^2)+b(pq-1)+(qr+r)=0 どんなa,bでも成り立つには、 p+q^2=0、かつ、pq-1=0、かつ、r(q+1)=0・・C
r(p+1)=0とr(q+1)=0から、 両辺引くと、 r(p-q)=0 r=0、または、p=q
@)r=0のとき この条件だけでは、適か不適かは判定できない。
A)p=qのとき pq-1=0から、p^2=1 p=±1
(ア)p=1のとき、q=1 このとき、p^2+q=0とp+q^2=0をみたさないので、不適
(イ)p=−1のとき、q=−1 BCのすべての条件を満たすので、適
BCにp=−1、q=−1を代入すると、 0=0となり、rはどんな実数でもよいことになる。
ゆえに、p=−1、q=−1、rは任意の実数
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