| @全事象Ωの確率が1であることと、Ωが{ωi}(i=1,2,・・・,n)の直和で表される事と 確率測度の完全加法性から成り立つのですが・・・詳しく書くと以下の通り。
∪[i=1,n]{ωi}=Ω 任意の i,j に対して i≠j ならば {ωi}∩{ωj}=φだから、確率の定義より P(∪[i=1,n]{ωi})=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[1] ∪[i=1,n]{ωi}=Ωだから [1]は P(Ω)=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[2] さらに、確率の定義より P(Ω)=1 だから[2]は 1=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[3] すべての根源事象の確率が等しいのだから、それを p とおくと すべての i に対してP({ωi})=p だから[3]より 1=Σ[i=1,n]p=n*p よって p=1/n
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