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■18346 / inTopicNo.1)  確率論
  
□投稿者/ ハル 一般人(7回)-(2006/10/21(Sat) 21:31:15)
    @有限確率空間(Ω,Β,P)のすべての根元事象{ωi}(i=1,2,…,n)の確率が全て等しいならばP({ωi})=1/n
    AA⊂B→P(A)≦P(B)

    以上を証明するのですが…全くわかりません!!
    どなたか回答をお願いします☆
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■18353 / inTopicNo.2)  Re[1]: 確率論
□投稿者/ 数樂 一般人(34回)-(2006/10/21(Sat) 23:56:46)
    @全事象Ωの確率が1であることと、Ωが{ωi}(i=1,2,・・・,n)の直和で表される事と
     確率測度の完全加法性から成り立つのですが・・・詳しく書くと以下の通り。

    ∪[i=1,n]{ωi}=Ω
    任意の i,j に対して i≠j ならば {ωi}∩{ωj}=φだから、確率の定義より
       P(∪[i=1,n]{ωi})=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[1]
    ∪[i=1,n]{ωi}=Ωだから [1]は
       P(Ω)=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[2]
    さらに、確率の定義より P(Ω)=1 だから[2]は
       1=Σ[i=1,n]P({ωi}) ・・・・・・[3]
    すべての根源事象の確率が等しいのだから、それを p とおくと
    すべての i に対してP({ωi})=p だから[3]より
       1=Σ[i=1,n]p=n*p
    よって
       p=1/n
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■18355 / inTopicNo.3)  Re[2]: 確率論
□投稿者/ 数樂 一般人(35回)-(2006/10/22(Sun) 00:07:02)
    A
    集合Bに属して集合Aに属さない要素全体の集合を B\A で表すことにします。
    A,B⊂Ω で A⊂B とします。
      B=A∪(B\A) とおくと A∩(B\A)=φ
    よって確率測度の完全加法性より
      P(B)=P(A∪(B\A))=P(A)+P(B\A)
    よって
      P(B\A)=P(B)−P(A) ・・・・・・[1]
    確率測度の定義より P(B\A)≧0だから[1]より
      P(B)−P(A)≧0 
    よって
      P(B)≧P(A) 
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■18381 / inTopicNo.4)  Re[3]: 確率論
□投稿者/ ハル 一般人(8回)-(2006/10/22(Sun) 21:18:10)
    わかりましたっ!
    ありがとうございます☆
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