| 整数を x として、【】をガウス記号として
【log[2]x】−【log[3]x】≦1
を満たす x の個数を求めればいいのしょうが、これは数えるしかないのでは・・・。
数えてみます。 2進数ではじめて n 桁になる数は 2^(n-1) です。 例えば 4=2^2 は 100 で3桁の先頭です。 8=2^3 は 1000 で4桁の先頭です。 3進数ではじめて n 桁になる数は 3^(n-1) です。 例えば 9=3^2 は 100 で3桁の先頭です。 27=3~3 は 1000 で4桁の先頭です。
桁数の変化を表にして見ますと・・・
十進 2進表示 3進表示 表示 の桁数 の桁数
1 1 1 2 2 3 2 4 3 8 4 9 3 16 5 27 4 32 6 64 7 81 5 128 8 243 6 256 9 512 10 729 8 1024 11 2048 12 2187 9
これによれば、整数xについて 1≦x≦7 では1桁以内で条件に合う。 x=8 で、2進表示が4桁、3進表示が2桁となり条件から外れる。 9≦x≦15 では3進表示が3桁となり、条件に合う。 16≦x≦26 では2進表示が5桁で3進表示が3桁となり条件から外れる。 27≦x≦31 では3進表示が4桁となり、条件に合う。 x≧32 では2進表示と3進表示の桁数は2桁以上の開きを持ち、後はどんどん離れていくだけ。
だから、条件を満たすのは 1≦x≦7,9≦x≦15,27≦x≦31の範囲で その個数は 7+7+5=19
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