| ■No16355に返信(Tomさんの記事) > は互いに素な自然数であるとする。このとき、 > 【T】 > 平面上の格子点の集合 > ∈;1≦≦,1≦≦ > の各要素に、自然数を対応させる。このとき、 > (1)Kの要素A、Bについて、ならばA=Bであることを示せ。 > (2)Kの要素に対して,とすると、A'∈K、A'≠Aを示せ。
1≦x≦b-1, 1≦y≦a-1 より、1≦b-x≦b-1, 1≦a-y≦a-1 よって、A'∈K。
A=Bならばf(A)=f(B) は明らかなので(1)より、A=B ⇔ f(A)=f(B)。すなわち f(A)≠f(B) ⇔ A≠B。
さて、f(A)-f(A')=ax+by-{a(b-x)+b(a-y)}=2(ax+by-ab) について
f(A)-f(A')=0 ⇔ ax+by-ab=0 ⇔ a(b-x)=by で、a,bは互いに素より
y=ak ,b-x=bk (k=1,2,…) となるが、y=ak≧a となり、1≦y≦a-1 に反する。
よって、f(A)≠f(A') すなわち、A'≠A。
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