| 三角形の外接円が存在する証明です。
[証明] 任意の三角形ABCに対して、線分ABの中点をP、線分ACの中点をRとし、 点P、点Rから垂線を引き、その交点をOとする。
(線分OP、ORが並行出ないことの確認(交点Oが存在する)) 四角形APORの内角の和を考えると、
∠A+90+90+φ = 380
φ = 180 − ∠A
(∠A = 0、±180のとき線分OP、ORは並行な線分となる。) 点ABCが三角形をなすとき、∠A ≠ 0、±180より、線分OP、ORは非並行となり、交点Oは存在する。
∠APO = 90° より、三角形AOBは二等辺三角形をなすため、OA = OB ∠ARO = 90° より、OA = OC
よって、OA = OB = OC となり、点ABCは、点Oを中点とする円周上の点となる。
なので、(点Oがあれば)どんな三角形でも外接円はありますよ。
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