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■14684 / inTopicNo.1)  解の条件
  
□投稿者/ kai 一般人(8回)-(2006/07/15(Sat) 15:43:42)
    ax^2+bx+c=0が解を持つ条件を答えよ(解は実数解だけではない)また解がただひとつの時のじょうけんは? わかるひといます?

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■14685 / inTopicNo.2)  Re[1]: 解の条件
□投稿者/ N 付き人(53回)-(2006/07/15(Sat) 15:58:36)
    (1)aが0でない時、
    判別式D=b^2-4acが
    D>0の時、2つの異なる実数解
    D=0の時、重解(1つの解)
    D<0の時、2つの異なる虚数解
    です。
    (2)a=0の時
    b≠0の時には、1つの実数解で

    b=0の時、c=0で解は無限
    b=0の時、c≠0で解なし
    となります。
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■14690 / inTopicNo.3)  Re[2]: 解の条件
□投稿者/ kai 一般人(9回)-(2006/07/15(Sat) 16:34:29)
    なるほどでは連立方程式ax+bx=c
    dx+ex=f
    が解が存在する条件はどうなるのでしょう?行列の範囲にあった問題なのですが
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■14693 / inTopicNo.4)  Re[3]: 解の条件
□投稿者/ miyup 大御所(434回)-(2006/07/15(Sat) 18:09:07)
    2006/07/15(Sat) 18:10:24 編集(投稿者)

    No14690に返信(kaiさんの記事)
    > なるほどでは連立方程式ax+bx=c
    > dx+ex=f
    > が解が存在する条件はどうなるのでしょう?行列の範囲にあった問題なのですが

    ax+by=c
    dx+ey=f の連立方程式ですね?

    解が存在する条件は
    ae-bd≠0 または a:b:c=d:e:f
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■14701 / inTopicNo.5)  Re[3]: 解の条件
□投稿者/ らすかる 大御所(408回)-(2006/07/15(Sat) 20:30:36)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    ax+by=c … (1)
    dx+ey=f … (2)

    (2)×a-(1)×d から (ae-bd)y=af-cd
    (1)×e-(2)×b から (ae-bd)x=ce-bf
    ae-bd≠0 の時、両辺を ae-bd で割って
    x=(ce-bf)/(ae-bd), y=(af-cd)/(ae-bd)
    これは(1)(2)を満たすので一組の解を持つ。

    ae-bd=0 の時、両式が成り立つためには
    af-cd=0 かつ ce-bf=0 でなければならない。
    ae=bd≠0 の場合は
    (2)×(a/d) から
    (a/d)dx+(a/d)ey=(a/d)f
    (a/d)d=a, (a/d)e=(b/e)e=b, (a/d)f=(b/e)f=bf/e=ce/e=c
    となり(1)と(2)が同値かつa≠0, b≠0となるので、無数の解を持つ。

    ae=bd=0 の場合は、
    a=b=d=e=0 なら af-cd=0, ce-bf=0 は両方とも成り立つが、
    c≠0 または f≠0 の時解を持たない。
    従って a=b=d=e=0 の場合は c=f=0 でなければならない。
    c=f=0の場合、af-cd=0 と bf=ce=0 は両方とも成り立つ。
    a=b=d=0, e≠0 なら ce-bf=0 から c=0 なので (1)は恒等式、
    (2)はyの一次方程式となり、xは無数の解、yは一つの解を持つ。
    a=b=e=0, d≠0 なら af-cd=0 から c=0 なので (1)は恒等式、
    (2)はxの一次方程式となり、xは一つの解、yは無数の解を持つ。
    a=b=0, d≠0, e≠0 なら af-cd=0 から c=0 なので(1)は恒等式となり、
    (2)により無数の解を持つ。
    a=d=e=0, b≠0 なら ce-bf=0 から f=0 なので (2)は恒等式、
    (1)はyの一次方程式となり、xは無数の解、yは一つの解を持つ。
    a=d=0, b≠0, e≠0 なら ce-bf=0 から(1)(2)は同値となり、
    xは無数の解、yは一つの解を持つ。
    b=d=e=0, a≠0 なら af-cd=0 から f=0 なので (2)は恒等式、
    (1)はxの一次方程式となり、xは一つの解、yは無数の解を持つ。
    b=e=0, a≠0, d≠0 なら af-cd=0 から(1)(2)は同値となり、
    xは一つの解、yは無数の解を持つ。
    d=e=0, a≠0, b≠0 なら ce-bf=0 から f=0 なので(2)は恒等式となり、
    (1)により無数の解を持つ。

    以上により、解を持つ条件は
    ae≠bd または c=f=0 または
    (af=cd かつ bf=ce かつ (a≠0 または b≠0 または d≠0 または e≠0))
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