| 2006/03/20(Mon) 00:27:40 編集(投稿者)
命題「a^2>bcかつac>b^2ならばa≠bである」が偽であるとすると, 少なくともひとつ「a^2>bcかつac>b^2でa=b」なるもの(反例)が存在するということで(仮定の部分は変えません), そういうものについて考えると, a^2>bc⇔b^2>bc ac>b^2⇔bc>b^2 これら2つが同時に成立することになるが,そんなことはありえないので,「a^2>bcかつac>b^2でa=b」なるものは存在しない.という感じだったんですけど・・・. イメージとしては, a^2>bcかつac>b^2 を満たすa,bの集合をAとして, a≠bの集合をBとします. a=bの集合をB~と表すと, 示したい内容はA⊂Bで,これを示すには,B∪B~でa,bの集合全体を表している事に注意すると, 「Aの要素aでa∈B~なるものがなければいい.」 「そこでAの要素aでa∈B~なるものがあったとすると,・・・」・・・★ という感じのつもりです. この★の部分に当たるのが,"「a^2>bcかつac>b^2でa=b」なるもの(反例)が存在するとする"です.
尚,対偶で考えたほうが遥かにわかりやすかったです.
「a^2>bcかつac>b^2ならばa≠b」の対偶は「a=bならばa^2≦bcまたはac≦b^2」 a=bのとき a^2≦bc⇔a^2≦ac ac≦b^2⇔ac≦a^2 この2つの少なくともひとつは成り立つから,対偶は成立する. よって,この命題も成立する.■
あっさりしてますね・・・.
|