| 2009/07/31(Fri) 00:42:05 編集(投稿者)
例 : [n]は、下付き文字のnと考えて下さい。
(1) まず、n人から勝つことになるk人の決まり方が[n]C[k]通りで、 つぎに、n人がそれぞれがじゃんけんである手を出す確率は1/3で、 そして、k人の勝つ手の決まり方が3通りあるので、 求める確率は、P(X=k)=・・・ ← [n]C[k], n, 1/3, 3を使った式を計算します。
(2) 求める確率は、1−{P(X=1)+P(X=2)+…+P(X=n−1)}で求まります。
計算上のヒント : [n]C[0]+[n]C[1]+…+[n]C[n−1]+[n]C[n]=・・・(二項定理), [n]C[0]=・・・, [n]C[n]=・・・を使うとよいでしょう。
(3) 各Xの値とそのときの確率P(X=k)を表にまとめて、 E(X)=0・P(X=0)+1・P(X=1)+2・P(X=2)+…+(n−1)・P(X=n−1) =1・P(X=1)+2・P(X=2)+…+(n−1)・P(X=n−1)で求まります。
計算上のヒント : S=1・[n]C[1]+2・[n]C[2]+…+(n−1)[n]C[n−1]については S=1・[n]C[n−1]+2・[n]C[n−2]+…+(n−1)[n]C[1]となるので、 この2つの式を足して整理すると2Sが求まり、さらに、2で割るとSが求まります。
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