| タンジェント tan(x), -π/2 < x < π/2 の逆関数はアークタンジェント arctan(x) (もしくは atan(x), Tan^-1(x)) で合ってますよ。関数電卓を 使いましょう。手計算ではきつすぎます。
注意すべきは tan(x) の定義域です。もし、定義域が π/2 + nπ (n は整数) をまたぐような場合 tan(x) は単調関数ではなくなります。その場合、逆関数 は存在しません。もしくは、多価(複数の値をとる)となります。
例えば tan(x) の定義域が R 全体の場合、y の tan による原像(y = tan(x) を満たす x の全体で逆関数のようなもの)は集合 { arctan(y) + nπ: n は整数 } になります。これが多価の意味です。
|