| 2008/03/01(Sat) 14:51:12 編集(投稿者)
同じ数学科といっても大学によって雰囲気やレベルは千差万別だし、やる内容も講師陣の顔ぶれで多少変わってくる。カリキュラムや教官の研究分野はそれぞれの大学のWebサイトである程度調べられるはずだし、どの大学がどの程度のレベルかというあたりは学生課や予備校などに問い合わせたほうが偏差値やらなんやら資料が揃っているんじゃないかと思う。それに講義の難易は担当講師によってまちまちなので、あまり細かいことは入る前から気にしなくても大丈夫だろう。
ただまあ、工学系と理学系では志向するものが違うので「感覚がわからない」ということは頻繁に感じるかもしれない。特に、数学は実験とかもそうそうやらないし、内容的にも「むしろ文系に近い」といわれることがあるくらいだし。質問者の現況がよくわからないが、現在社会人だとかでお金や時間に余裕を見ることができるなら、まずは聴講生として半年とか一年くらい通えないか問い合わせてみるというのもありではないかと思う。
あと他の方も書いているが、数学科だと(特に国公立は)卒論があるところのほうがむしろ珍しいのではないだろうか。また卒業研究といっても、大抵は研究室に配属されて週 1, 2 回のゼミを数人持ち回りでやる程度のこと(まあ、配属先の教官のスタイルややる気とかゼミ生のやる気次第でかなり変わるが)になる。ラボに数日泊り込むようなこともなければ、準備して待っていればいつの間にか結果が出てるというようなこともない。学生が訊いてくるまで教官側からはほとんど何も教えないという昔ながらの先生も少なくないが、それでもゼミの発表では数学的な思考を徹底的に叩き込まれる(というか、理屈がおかしいと徹底的にツッコまれて、用意してきた原稿の半分も実際の発表が進まないなんてのはザラ)。
■No31862に返信(早稲田志望さんの記事) > 無理がある。 > 次元が違う。
早稲田志望氏が数学科でやっていくことを想定すると、それに比べればはるかに現実的だと思うが。
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